【複合機・コピー機リース販売店20社を徹底比較】見積とってみた結果、まともなのは4社のみだった！

複合機を【格安】でリースする

複合機・コピー機のリース販売店20社を比較！

同一条件で、コピー機リース販売店20社に見積を依頼した結果を比較してみましょう。

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複合機・コピー機リース会社の提案機種を比較

まずは、20社から提案されたコピー機の機種を比較してみます。

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20社からの提案を比較すると、利用中の25枚機に近い印刷速度のコピー機を提案する販売店もあれば、月間1,000枚の印刷枚数に合わせて20枚～36枚機を提案する販売店もありました。

最も提案が多かったメーカーはシャープです。富士フイルム（ゼロックス）、京セラと続く一方で、利用中のリコーのコピー機は全く提案されませんでした。

具体的な価格については、公開しないように見積書に記載されていたので、残念ながら発表できませんが、販売店によって価格差があることを比較できるように、同じ機種を提案してくれた販売店の差額をお伝えします。（※「コピー機・複合機のリース比較」記事も参照）

提案機種の価格を比較

具体的な価格に関しては見積書等に「公開しないようにお願いします」と記載されていることもあり、公開を控えさせて頂きますが、同じ機種でも＜総額＞は、かなり異なりました。一例として、6社から提案して頂いたシャープの「BP-40C26」の価格差を比較してみましょう。

シャープ「BP-40C26」の価格差を比較

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比較の際に気を付けたいことは、リースの契約年数です。

「5年リース」と「6年リース」では当然「6年リース」の方が月額リース料金が安くなります（※「複合機・コピー機の格安リース」記事も参照）。見積書の多くは、総額ではなく、月額料金を強調した見せ方をしているので、必ず総額で確認するようにしましょう。

また、消費税の記載についても販売店によって異なります。2021年4月～総額表示が義務付けられていますが、総額もしくは月額料金の横に＜税別＞と記載している見積書もあれば、税別の料金と税込の料金を併記している見積書もあります。

比較の際は、こちらも見落とさずにチェックしましょう。

富士ゼロックス「Apeos C2360」の価格差を比較

※「6番」「10番」は4トレイ、「14番」「18番」は2トレイ。

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富士ゼロックス「Apeos C2570」の価格差を比較

※どちらも4トレイ。

販売店による京セラ「TASKalfa 3554ci」の価格差

※どちらも2段トレイ。

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カウンター料金を比較

印刷1枚あたりに発生するカウンター料金には、トナー代やメンテンス代が含まれています。また、カウンター料金とは別に「最低料金」が設定されています。

シャープ「BP-40C26」のカウンター料金を比較

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Aさんの月間印刷枚数が1,000枚で、その大半がモノクロなので、カウンター料金が「最低料金」を超える可能性は低く（例：1,000枚×1円＝1,000円…「最低料金」が適用される）、この場合はカウンター料金よりも「最低料金」を注視した方がランニングコストの節約に繋がります。

もちろん、印刷の大半がカラーもしくは月間の印刷枚数が2,000枚以上など、「最低料金」を超える可能性が高いオフィスでは「最低料金」よりもカウンター料金を注視した方が印刷コストを削減できます。（※「複合機のカウンター料金」記事も参照）

「他社にも見積をお願いしているため、返答にお時間を下さい」と返信したところ、幾つかの会社からはコピー機のリース料金やカウンター料金について「もう少し下げられるようにメーカーと交渉できます」と、さらなる値引きを提案して来ました。

例えば「カウンター料金は決まっているので比較は無意味ですよ」「これより安いカウンター料金を提示されたら、それは人的ミスです」などと言われたこともありました。

コピー機Gメンでは、コピー機・複合機を利用している200社以上の企業へアンケートを行い、カウンター料金にバラつきがあることを確認しています。

また、20社のリース販売店へ同じ条件でお問い合わせを行った結果、たとえ同じメーカーの同じ機種でも、カウンター料金を比較すると、かなり異なることが判明しました。

「騙す」と言うよりは「誤魔化す」と言った方が良いのかもしれませんが、導入後の不具合時やリース満了時など、何かある度に都合良く説明されそうな気もするので、特に初めてコピー機・複合機を導入する際は、複数の会社に話を聞いてみることが大切だと実感しました。

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問い合わせの返信スピードを比較

※「☆機種の提案」と記載されている販売店は、初回のメールに見積書が添付してありました。

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お問い合わせで気になったことの1つが「メーカーや機種の希望はありません」と、メールでお伝えしていたのにも関わらず、5社から「希望のメーカーはございますか？」と質問をされたことです。

他にも「カラー印刷をする」と記載したのにも関わらず「モノクロでも良いですか？」と聞かれたり「お電話はお控え下さい」と記載しても、いきなり電話を掛けて来た販売店が多数ありました。

電話で話した方が、より具体的な詳細を知ることができるでしょうし、営業のテクニックも発揮できるでしょう。

営業職の大変さについては理解をしているつもりなので「電話でお話を伺いたい」「何時ならお電話が可能でしょうか？」と連絡を頂いた場合は、こちらからすぐに電話をしていましたが「お控え下さい」の部分を無視して、いきなり電話を掛けて来た販売店は、見積書を頂くだけに留め、候補からは真っ先に外しました。

ある販売店に見積を依頼した際に、実際に届いたメールです。

ご要望に合わせた最適な機種・プランのご提案をさせて頂きたいので、お手すきのお時間に訪問させて頂ければと存じます。平日であれば何時でも担当者がお伺いすることが出来ますので【日時のご指定】及び【お伺いさせて頂くご住所】をご返信頂ければと存じます。　　　　　　　　　　　　　　

短いメールでしたが、訪問の可否について触れることなく「日時の指定と住所を返信して欲しい」と一方的な用件を述べ、「訪問はご遠慮願いたい」とお伝えすると、返信すらありませんでした。

このような販売店とは導入後もトラブルになりそうなので、比較するまでもなく、候補から外しました。

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次に、提案機種・料金・対応スピード・対応の印象などを比較して、良かった販売店とダメだった販売店を4社ずつ挙げてみます（対応の印象などは感じ方に個人差があります）。

【優良販売店】コピー機・複合機リースおすすめ4社を比較

実際にコピー機の提案を受けて、特に「良かった！」と感じた販売店は以下の4社です。

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対応スピードは重要

問い合わせを行った時間帯など、タイミングも関係しますが、せめて翌営業日には何らかの連絡が欲しいところです。メーカーへの確認などで提案が遅れるようであれば、その旨を伝えてくれるような丁寧な対応だと、導入後も安心でしょう。

また、何度も質問を繰り返して、なかなか見積をくれない販売店よりは、まずは機種を選定し、見積を送る際に「印刷速度など、ご要望があれば他の機種でも提案いたします」と調整に応じてくれる販売店の方が親切に感じました。

価格は必ず「総額」をチェック

1社を除いた販売店で、本体価格を割り引いてくれました。ただし、販売店によって割引額や割引しやすいメーカーが異なるため、複数の販売店に見積を依頼して、じっくりと比較をしましょう。

提案機種は速度を確認

コピー機は、搭載されている機能が同じであれば、基本的に印刷速度が速い機種ほど高額です。

初めて導入するオフィスなどは「知識が全くないだろう」と思われ、必要以上に高速（＝高額）の機種を提案されることがあります。

「印刷速度と月間印刷枚数」の目安を把握し、無駄に高額な機種を提案されないように注意しましょう。

印刷速度と想定される月間印刷枚数

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「写真の印刷が多い」「製本することが多い」など、印刷の用途や後処理の有無によっても、オススメするメーカーや機種は異なります。特別な用途や希望があれば、その旨も伝えましょう。

電話の方が対応の印象を掴みやすい

対応については個人によって受け取り方が異なりますが、メールだけのやり取りよりは、電話の方が明確に印象を掴むことができます。

上記の4社のうち、ビジョン（コピー機ドットコム）は最初の返信に見積書を添付してくれたので、電話で話す機会はありませんでしたが、他の3社については電話でもやり取りを行いました。

言葉遣いだけではなく、話を聞いてくれる姿勢（途中で遮らない）や保守の説明など、非常に丁寧で分かりやすい印象を受けました。

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【ダメなリース販売店】比較して分かったNG販売店

今度は逆に提案を受けて「不安でしかない…」と感じた販売店を紹介します。面倒なことは避けたいので、会社名は伏せさせて頂きます。

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問い合わせ内容を読まない

問い合わせの本文中に「事務所の都合上、お電話はご遠慮下さい」と書いていたのにも関わらず、「2番」「16番」「10番」の販売店は、何の前触れもなく電話を掛けて来ました。

優良販売店のうち、3社とも電話で話したのですが「お電話でヒアリングを行いたい」「ご都合の良い時間にお電話できますでしょうか？」など、先に確認をしてくれたことと比較して、対応に大きな違いがあります。

また、問い合わせ内容を読んでいないようで「希望のメーカーはありますか？」「印刷速度の希望はありますか？」と聞かれ「2番」に至っては、回答した数日後に再び「希望のメーカーはありますか？」とメールで尋ねられました。

同じことを何度も繰り返さねばならず、導入してからも色々と不安が尽きない気さえしました。

メールを確認しない・メールが雑

「16番」の販売店からは、何度もAさんの事務所に電話がありました。

Aさんに代わってコピー機を探しているため「メールでの連絡を希望していますが、電話なら私の携帯までお願いします」とお伝えしたものの、翌週もAさんの事務所に電話があり「先週のメールですが確認して頂けましたか？」と似たような質問をされました。

折り返しの電話を掛けて「その件に関しては、先週金曜日の10時30分にメールでお返事を致しました」と伝えると「それは…まだ確認できていません」と平然とした口調で言われました。

同じく対応がひどかったのは「2番」の販売店です。

「メーカーの希望はありません」だけでも合計3回は伝えた他、「カウンター料金はメーカーとの調整中のため少々お待ち下さい」と言われた翌日に「カウンター料金が調整できました」と、再びカウンター料金が記載されていない見積書が届き、さらに「1週間、海外出張のため電話に出られません」と伝えても、帰国後に確認すると毎日のように着信がありました。

また、お断りをした後で「理由を教えて下さい」と尋ねて来た販売店もありました。

対応が極端に遅い販売店はNG

「10番」の販売店は、問い合わせから6日後に電話がありました。

日付が経っていたこと、担当者の携帯電話からだったこと等、複数の理由があって「イタ電？」と思い、電話に出なかったのですが、その日の夕方にメールで連絡を頂きました。

メール自体は非常に丁寧で、保守の説明も分かりやすく、対応さえ早ければ問題なかったのですが、いかんせん6日後は遅すぎます。また、連絡が遅くなったことに対しても、一言のお詫びもありませんでした。

見積を頂いたのは、その翌日なので、お問い合わせから7日後です。既に他社と話を進めており、残念ながら候補には挙がりませんでした。

途中で連絡が途絶えた

「4番」の販売店は、多数の質問を箇条書きで送って来ました。すぐに全ての質問に回答を添えて、返信をしたのですが、今度は追加で3点ほど質問が届き、そちらについても回答をしましたが、それ以来、連絡が途絶えてしまいました。

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強引な販売店は避けた方が無難

決裁の権限を持つ代表者と会った方が、契約まで手っ取り早いため、担当者の多くは訪問のアポを取ろうと躍起になりがちですが、あまりに自分たちの要求を押し付ける販売店は避けた方が無難です。

アポを取ろうとすること自体は自然な流れですが、こちらの事情にも耳を傾けてくれる販売店を選びましょう。

【まとめ】相見積ならコピー機Gメンへ

どの販売店で契約をしても、コピー機そのものに違いはありません。それでも、本体のリース料金やカウンター料金は、比較をすると大きな差があることが分かります。

また、対応をチェックする際は「感じの良さ」だけに左右されず、対応スピードや融通の利きやすさなどを比較すると良いでしょう。

コピー機・複合機リース販売店の比較ポイント

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参考サイト

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