「BUFFALO(バッファロー)のUTM『VR-Uシリーズ』の特徴や価格を知りたい」
「VR-Uシリーズ」は、大手機器メーカーであるBUFFALO(バッファロー)が、中小企業向けに開発したUTMです。
ゼロトラストの時代となった今、UTMの重要性が高まりつつありますが
「専門用語が多くてよく分からない」
「他社と何が違うのかよく分からない」
というお悩みを抱えている方もいるでしょう。
そこで今回は、BUFFALO(バッファロー)のUTM「VR-Uシリーズ」の特徴や他社との違いを徹底解剖。具体的な価格も解説しています。
VR-Uシリーズの導入を検討している人は、ぜひ最後までご覧になってください。
BUFFALO(バッファロー)のUTM「VR-Uシリーズ」の特徴

BUFFALO(バッファロー)の「VR-Uシリーズ」は、日本企業の規模感や必要とされるスペックを徹底的に追求して開発されたUTMです。
日本の中小企業がUTMを導入している割合は、何と3割程度。運用管理の難しさや予算の都合で、多くの中小企業が導入を諦めているのです。
この悩みに寄り添って開発された「VR-U」シリーズは、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。
詳しく見てみましょう。
他社と比べて1/3程度の価格で導入可能
BUFFALO(バッファロー)のUTM「VR-Uシリーズ」は、他社と比べて1/3程度の価格で導入可能です。
「UTMの導入費が高すぎる…」
という悩みは、多くの中小企業が抱えています。
海外製UTMは、基本的に価格が高め。海外企業の規模感で開発されているからです。
BUFFALO(バッファロー)のUTM「VR-Uシリーズ」なら、そのような心配はありません。お客様の声に寄り添い、日本企業の規模感に合わせて開発したため、日本国内でもトップクラスの安さで導入することができます。
具体的な価格は後ほど解説しますが、初年度は最安6万円台から導入可能。予算のハードルをぐっと下げてくれるUTMです。
無料クラウドサービス「キキNavi」で保守・管理の手間を削減
「VR-Uシリーズ」では、無料クラウドサービス「キキNavi」で、保守・管理の手間を削減することができます。
UTM導入をためらう理由の1つが「保守・管理が難しそう」というもの。
海外製のUTMは管理画面が小難しかったり、サポートが英語だったりと、導入ハードルがかなり高めです。
「VR-Uシリーズ」なら、キキNaviでそのような悩みを一挙に解決してくれます。
管理画面が見やすいのはもちろん、ファームウェアアップデートや重要なインシデントは、管理者にメールで通知。管理画面を毎日確認する必要はありません。
また、トラブルが起きた際は、全国に配置されたフィールドエンジニアが、クラウドサービスを通じてリモートサポート。
保守・管理にかかる手間を、極限までカットしたUTMと言えるでしょう。
BUFFALO(バッファロー)のUTM「VR-Uシリーズ」の性能

BUFFALO(バッファロー)のUTM「VR-Uシリーズ」を導入するにあたって、気になるのが「性能」ですよね。
知らずに導入すると「他のUTMの方がよかった…」なんてことになりかねません。
「性能を見てもよく分からない」
という方に向けて、重要ポイントも分かりやすく解説しますので、ぜひご覧ください。
「VR-Uシリーズ」の基本性能
「VR-Uシリーズ」の基本性能は次の通りです。
性能 | VR-U300W | VR-U500X |
---|---|---|
最大接続数 | 30台 | 100台 |
ファイアウォールスループット | 944Mbps | 9.5Gbps |
IPSスループット | 1800Mbps | 3.6Gbps |
アンチウイルス | × | × |
不正侵入検知 | 〇 | 〇 |
webフィルタリング | 〇 | 〇 |
アンチスパム | 〇 | 〇 |
数字だけ見てもよく分からないと思いますが「スループット」とは、データを処理できる速度のこと。
ここで注目してほしいのは「VR-Uシリーズ」は、アンチウィルスを除く、基本的なUTM機能を搭載しているという点です。
アンチウィルス機能が搭載されていない理由は、先ほど述べた通り。PC本体にウィルスの駆除を預けているからです。
では、実際の性能については、他社のUTMと比較することで明らかになります。次に、他社のUTMと性能を比較してみましょう。
「VR-Uシリーズ」を他社と比較
では「VR-Uシリーズ」を、他社と比較してみましょう。
性能 | VR-U300W | UTM250std
(アレクソン) |
PA820
(パロアルトネットワークス) |
---|---|---|---|
最大接続数 | 30台 | 25台 | 30台 |
ファイアウォールスループット | 944Mbps | 1000Mbps | 840Mbps |
IPSスループット | 1800Mbps | 600Mbps | 400Mbps |
アンチウイルス | × | 〇 | 〇 |
不正侵入検知 | 〇 | 〇 | 〇 |
webフィルタリング | 〇 | 〇 | 〇 |
アンチスパム | 〇 | 〇 | 〇 |
スループットとは、動作処理速度の速さを示す値のことでした。
ウイルスなどによる被害を、最小限に食い留める「ファイアウォール」の動作速度は、他社と遜色ありません。
IPSスループットに関しては、他社の3倍以上の値を示しています。IPSスループットは、不正侵入防止システムが作動・動作する速度のことです。
値が高いということは、より多くの機器や情報を迅速に処理できるということ。スループットが低いと、PCやネットワークの処理に時間がかかるようになり、快適に使えなくなります。
「VR-Uシリーズ」はアンチウィルス機能をカットした結果、スループットの値が大幅に上昇。
UTMの機能を有効にしていても、PCやネットワークを、普段と変わらない速度で快適に利用できるよう設計されています。
BUFFALO(バッファロー)UTM「VR-Uシリーズ」の価格は初年度6万円~
BUFFALO(バッファロー)UTM「VR-Uシリーズ」の最安値は初年度6万円~です。
具体的な価格について見てみましょう。
料金 | VR-U300W | VR-U500X |
---|---|---|
本体価格 | 38,280円 | 60,280円 |
セキュリティライセンス1年 | 21,780円 | 21,780円 |
セキュリティライセンス2年 | 43,560円 | 43,560円 |
セキュリティライセンス3年 | 64,020円 | 64,020円 |
セキュリティライセンス4年 | 85,360円 | 85,360円 |
セキュリティライセンス5年 | 105,600円 | 105,600円 |
「VR-Uシリーズ」では、セキュリティライセンスを全ての型式で統一。他社に比べてかなり安価に導入することが可能です。
例えば、最高値であるVR-U500X+セキュリティライセンス5年=165,880円は、月額料金(5年間=60カ月)に換算すると、約2,760円/月。
会社の情報と信頼を守るには、十分すぎるほどのコスパと言えるでしょう。
ちなみに、先ほどご紹介したアレクソン社の「UTM250std」は、本体込みの5年ライセンス付きで668,000円です。月々の料金は、およそ11,200円ほど。
「VR-Uシリーズ」なら、他社と比べて1/3程の料金で導入可能です。
BUFFALO(バッファロー)UTM「VR-Uシリーズ」の評判・口コミ
BUFFALO(バッファロー)UTM「VR-Uシリーズ」を導入する前に、把握しておきたいのが評判や口コミです。
ユーザーの声は、実際の使い心地や性能など分かるので、導入にあたってかなり参考になります。
詳しく見てみましょう。
この値段でこの機能に満足しています
後継機が出たので購入しました。
値段の割に機能も良く、安定してパソコンを使うことができています。
この値段でこの機能なら、満足です。
安定してルーティングできます
事務所のルーターが家庭用だったので、ググって購入しました。
不具合など特になく、設定もかなり簡単でした。
接続後も安定してルーティングできています。
導入してよかったです
問題なく運用できています。インターネットも若干速くなったと思います。
フレッツ光回線でホームゲートウェイを使用していますが、この環境でも問題なく使用可能です。
値段の割に機能に不足はありません。
「VR-Uシリーズ」はUTM導入にハードルの高さを感じている企業におすすめ
「VR-Uシリーズ」UTM導入にハードルの高さを感じている企業におすすめです。
海外製のUTMも、申し分ないスペックを持っています。ただ、価格が高く、管理も難しいので、導入のハードルが高いのも事実。
BUFFALO(バッファロー)UTM「VR-Uシリーズ」なら、そのような心配は無用です。
セキュリティ機能を一通り備えたUTMを、コストを抑えて導入可能。無料のクラウドサービス「キキNavi」があるので、保守・管理の手間も削減することができます。
初めてUTMを導入する企業にとって、うってつけのUTMと言えるでしょう。もちろん、コスパの良いUTMをお探しの企業にもおすすめです。
まとめ
ここまで、BUFFALO(バッファロー)UTM「VR-Uシリーズ」の特徴や価格について述べてきました。
最後に、今回の要点をまとめましょう。
- 「VR-Uシリーズ」は他社と比べて安い
- 処理速度が速い
- 保守・管理の手間を削減できる
- コストを抑えて導入したい企業におすすめ
「VR-Uシリーズ」最大の魅力は、なんと言っても導入のしやすさ。
コストを抑えられる上、管理する手間も削減できるので、初めてUTMを導入する企業にもピッタリのUTMです。
もちろん、既にUTMを導入している企業にもおすすめ。「VR-Uシリーズ」に乗り換えることで、UTMのランニングコストを大きく抑えられるでしょう。
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