新人Gメン及川
ベテランGメン園川
対象 | 個人・法人 |
---|---|
月額料金 | 月額5,500円~ |
初期費用 | 無料(一部のプランで有料) |
格安レンタル会社【1位】 | ウルトラプリント ★★★★★ |
格安レンタル会社【2位】 | スリホ ★★★★☆ |
格安レンタル会社【3位】 | インクフリー ★★★★☆ |
格安レンタル会社【4位】 | プリント革命 ★★★☆☆ |
格安レンタル会社【5位】 | エコプリ ★★★☆☆ |
プリンターは定額(サブスク)が安い!
オペレーター 杏奈
- 複合機のカウンター料金が高くて困っている
- 複合機を設置するスペースがない
レンタルプリンターでは、月額利用料にプリンターのレンタル料と、インク・トナー代、保守費用がすべて含まれています。複合機のリース契約では、印刷枚数に応じて料金が発生するため、契約内容や利用状況によっては高コストになってしまうことも少なくありません。
Gメンにお寄せいただいた口コミの中には「複合機からレンタルプリンターに切り替えて、月間の印刷コストが半減した」というものもありました。
ベテランGメン園川
また、業務用の複合機を導入したいが、小さなオフィスや店舗でスペースがない、という場合にもレンタルプリンターがおすすめです。コンパクトサイズで軽量なため、デスクやカウンターに無理なく設置できます。
毎月定額の利用料を支払うだけでプリンターが使用でき、故障やトラブルの際は保守対応が受けられるため、印刷トラブルによって業務が中断されるリスクを低減できることも魅力です。
定額制プリンターの保守は訪問メンテナンス?
レンタルプリンターと複合機のリース契約では、保守に違いがあります。
- レンタルプリンター:メールや電話での遠隔サポートがメイン
- 複合機リース:訪問メンテナンスがメイン
レンタル会社にほとんどの場合は「電話」もしくは「メール」など遠隔で対応を行います。エンジニアの出張費など、余分なコストをカットすることで、格安のレンタル料金が可能となっています。
遠隔サポートで解決できない不具合が起きた場合は、代替機との交換対応になります。
定額レンタルプリンターを格安で契約する方法
まずは、定額制プリンターを格安でレンタルするための『3つのポイント』を紹介します。
- 用途にあったスペックを選ぶ
- 枚数限定の「格安プラン」
- 最低契約期間と初期費用にも注目
用途にあったスペックを選ぶ
格安でプリンターのサブスクを利用するには、必要以上に高機能なプリンターを選ばないことがポイントです。
プリンタ―には、以下の2種類があります。
- プリント機能のみの「単機能」タイプ
- コピー・スキャン・FAX機能を搭載した「複合機」タイプ
単機能タイプは、複合機に比べてレンタル料が安価です。
単機能プリンタ― | 複合機 | |||
---|---|---|---|---|
ウルトラプリント | ライトプラン 6,500円 |
使い放題プラン 13,000円 |
ライトプラン 8,900円 |
使い放題プラン 17,800円 |
エコプリ | スーパーライト 7,260円 |
ハイボリューム 22,000円 |
スーパーライト 11,850円 |
ハイボリューム 26,400円 |
※料金は2025年1月1日時点の月額利用料金
プリントしかしないのに複合機をレンタルしてしまうと、余分なコストを支払うことになります。
また、印刷対応サイズの違いによっても、プリンターのレンタル費用には差があります。
A4複合機 | A3複合機 | ||
---|---|---|---|
ライトプラン 8,900円 |
使い放題プラン 17,800円 |
ライトプラン 9,900円円 |
使い放題プラン 19,800円 |
※料金は2025年1月1日時点の月額利用料金
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
特別な提案書を作る時にA3印刷を使うため、当初はA3対応のプリンターをレンタルしていました。しかしA3を誰も使っていなかったことが1年後に発覚。慌ててA4対応に変えたところ、月額料金がかなり安くなりました。
枚数限定の格安「ライトプラン」
月間の印刷枚数が500枚程度であれば格安「ライトプラン」の利用がおすすめです。
プリンターのレンタル・サブスク会社では、ライトプランや刷り放題など複数の料金プランが用意されています。枚数を気にせずカラー印刷ができる点が「定額制プリンター」のメリットですが、刷り放題プランがベストとは限りません。
もちろん、すべての印刷をカラーにしても料金は変わりません。こちらも、いくつかのレンタル会社の料金プランの例を紹介します。
![]() |
最安プラン | 刷り放題プラン | ||
プラン名 | 月額料金:最安機種 | プラン名 | 月額料金:最安機種 | |
ウルトラプリント | インク月1本プラン | 5,000円 | 使い放題プラン | 13,000円 |
インクフリー | 設定なし | –円 | Businessプランなど3種 印刷枚数:無制限 |
14,080円~ |
プリント革命 | ライトプラン 上限枚数:3,000枚 |
8,800円 | ベーシックプラン 上限枚数:1万枚 |
13,200円 |
スリホ | ライトプラン 上限枚数:2,000枚 |
8,000円 | スリホプラン 上限枚数:無制限 |
15,800円 |
エコプリ | スーパーライトプラン 目安:月1,500枚 |
7,260円 | ハイボリュームプラン 上限枚数:無制限 |
22,000円 |
プリント放題 | リミテッドプラン 目安:月2,000枚以下 |
7,700円 | フリープラン 印刷枚数:無制限 |
16,280円 |
※なお、月額レンタル料や取り扱い機種は変更になることがあるので、事前にお問い合わせを行って確認しましょう。
「エコプリ」「プリント放題」の2社は、最安プランと刷り放題プランの他にも、中間のプランを用意しています。カウンター料金が掛からないため、毎月の印刷枚数は従来より増えることが予想されるので、上限や目安に余裕のあるプランを選択しましょう。
最低契約期間と初期費用にも注目
なるべく最低契約期間が短いレンタル会社を選ぶことも無駄な出費を抑えるために大切なポイントです。
レンタルプリンターは、「5~6年リース」が主流な業務用コピー機とは異なり、1カ月~2年程度と比較的短期間での契約が可能です。しかし、契約期間内に解約をする場合は違約金(解約手数料)の支払いを求められることもあります。
同様に、初期費用にも注意しましょう。月々の費用は「レンタル料金」だけで、その中に保守コストやインク代、インクの送料等が含まれていますが、レンタル会社によっては別途、初期費用が必要になるケースもあります。
![]() |
契約期間 | 初期費用 | ||
最低契約期間 | 契約期間中の解約時に発生する違約金 | 金額 | 詳細 | |
ウルトラプリント | 1ヶ月 (短期スポット可) |
無し | 0~20,000円 | ライトプランとレーザー機種、使い放題プランでも短期の場合は初期費用が発生 |
インクフリー | 1年 (短期スポット可) |
途中解約不可 | 0円 | ー |
プリント革命 | 1年 (短期スポット可) |
残り期間分の全額、プリンターの往復送料 | 0円 | ー |
スリホ | 2年 | 43,780円 | 0円 | レーザー機種は39,800円の初期費用が発生 |
エコプリ | 1年 | 残り期間分の全額 | あり(金額の記載なし) | 金額の記載なし |
プリント放題 | 6ヶ月~1年 プランによって異なる |
残り期間分の全額 | 0円 | ー |
また、レンタルプリンター会社によっては、プリンターやプランの変更に追加料金が発生する場合があります。
スリホでは、機種やプランがいつでも無料で変更できるオプションサービス「スリホサポートパック(月額1,078円)」を提供しています。未加入でもプリンターやプランの変更は可能ですが、追加料金が43,780円発生します。
ベテランGメン園川
オペレーター 杏奈
定額レンタルプリンター7社を比較!格安はどこ?
次からは7社の定額レンタルプリンターのメリット・デメリットなどを比較してみます。どの業者が最も安いのでしょうか?
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料金プラン数 | 印刷枚数 | 格安プランの 最安機種 |
定額制プランの 最安機種 |
最短契約期間 | 初期費用 |
ウルトラプリント | 10 | ライトプラン:1,000枚 使い放題プラン:上限なし |
5,000円 | 13,000円 | 1ヶ月 | 0円~2万円 |
プリント革命 | 2 | ライトプラン:3,000枚 ベーシックプラン:1万枚 |
8,800円 | 13,200円 | 1年 | 0円 |
インクフリー | 3 | 上限なし | – | 10,395円 | 1年 | 0円 |
スリホ | 2 | ライトプラン:2,000枚 スリホプラン:上限なし |
8,000円 | 15,800円 | 2年 | 0円 レーザー機種のみ39,800円 |
エコプリ | 4 | スーパーライトプラン:1500枚 ライトプラン:3,000枚 レギュラープラン:6,000枚 ハイボリュームプラン:1万枚 |
6,600円 | 22,000円~ | 1年 | あり |
プリント放題 | 12 | リミテッドプラン:2,000枚 バリュープラン:1万枚 フリープラン:上限なし |
7,700円 | 16,280円 | 6ヶ月 | 0円 |
!びっくりプリント | 3 | 9,680円 | 9,680円 | 21,780円 | 3ヵ月 | 0円 |
ウルトラプリント
ウルトラプリントの魅力は、最短1ヶ月からレンタル可能な使い勝手の良さ。
A3・A4サイズ対応のプリンター・複合機の他にレーザープリンターも取り揃えているなど、機種の豊富さにも定評があります。
短期間で契約できるため、すでに業務用コピー機・複合機をリースしているオフィスのスポット利用にもおすすめ。繁忙期に「印刷待ち」で業務が滞っているなら、レンタルプリンターの導入でスムーズに仕事が進むでしょう。
短期利用時の初期費用は要相談ですが、無料~最大でも2万円と比較的安価。
保守は主に電話での遠隔サポートですが、それでも解決しない場合は直ちに交換対応を行ってくれるなど、サービス面も高く評価されています。なお、ウルトラプリントは全国300か所に販売網を持っており、同時に保守対応も可能です。
取り扱い機種
- 単機能プリンター(A4)
- 複合機(A4、A3)
- レーザープリンター単機能タイプ(A4、A3)
- レーザープリンター複合機タイプ(A4)
ウルトラプリントのメリット・デメリット
Good
☑最短1ヶ月のレンタルが可能
☑A3対応機種やレーザー機種もある
☑最短で当日発送の迅速対応
☑無料お試しアリ
Not good
☑レーザー機種の場合は登録手数料が掛かる
ベテランGメン園川
スリホ
レンタルプリンター業界シェア1位のスリホ。官公庁はじめ、多くの有名企業がスリホのレンタルプリンターを導入しています。
スリホの料金プランは、定額印刷し放題の「スリホプラン」と、月間印刷枚数2,000枚以下の「ライトプラン」の2種類。機種は少ないながらも、A4・A3複合機、レーザープリンター、業務用の大型複合機を揃えています。
スリホのレンタルプリンターの故障率は2%程度と低め。定期的に故障原因の対策会議を開くなど、徹底した保守管理に努めています。電話での問題解決率は7割超えですが、解決しない場合は、全国への出張保守も可能。他社とは一線を画す、レベルの高い保守を提供します。
最低契約期間が最長の2年と長いですが、43,780円の手数料を支払えばいつでも解約できます。そのため、業務用複合機のリースと比べて気軽に導入できるでしょう。
取り扱い機種
- 複合機(A4、A3)
- レーザープリンター単機能タイプ(A3)
- 業務用複合機
スリホのメリット・デメリット
Good
☑故障率が低く、保守レベルが高い
☑最高水準リサイクルトナーを使用
☑1週間の無料レンタルあり
Not good
☑契約途中の解約には手数料(43,780円)が発生
☑沖縄、離島に関しては別途相談
インクフリー
インクフリーは東京都西新宿の「株式会社TGS」が運営する定額制レンタルプリンターサービスです。日本全国で利用できます。
プランはすべて「印刷し放題」の定額レンタルサービスで、印刷枚数やプリンターの機能ごとに、Business、BusinessA3、BusinessFの3種類が用意されています。
取り扱い機種
- 単機能プリンター(A4、A3)
- 複合機(A4)
インクフリーのメリット・デメリット
Good
☑日本全国対応
☑プリンターの故障・不調時は最短当日に代替機を発送(水没・破損など過失により故障の場合は有償)
☑2週間の無料トライアル期間あり
Not good
☑契約途中の解約が原則不可
☑プランごとに機種があらかじめ決まっている(=機種が少ない) ☑訪問メンテナンスがない
プリント革命
プリント革命は、互換インクの「インク革命」で有名なシー・コネクトによって運営されています。インク革命とは、2009年に販売開始以降、正常稼働率の高さ・配送の速さなどで多くのユーザーから高評価を獲得している互換インクです。
プリント革命が立ち上がったのは、2019年。プリント革命のレンタルプリンターには、インク革命製の互換インクが使われます。ゆえに、非常に故障率が低く、プリント革命の評判も上々です。
なお、プリント革命のライトプランでは、月間印刷枚数の上限が3,000枚と他社より多め。プリント放題プランも、月間印刷枚数上限を1万枚としており、印刷上限枚数が多いというメリットが挙げられます。
取り扱い機種
- 複合機(A4、A3)
- レーザープリンター単機能タイプ(A3)
- レーザープリンター複合機タイプ(A4)
プリント革命のメリット・デメリット
Good
☑ライトプランの印刷枚数上限が3,000枚と多い
☑インク革命製のインクを使用
☑初期費用がかからない
☑A3対応機種やレーザー機種もある
☑最短で当日発送の迅速対応
☑7日間無料お試しアリ
Not good
☑最安インクジェット機の印刷速度はカラー10枚/分・モノクロ15枚/分と遅め
エコプリ
エコプリはデジタル・コミュニケーションズ社が運営する定額制レンタルプリンターサービスです。
国内で唯一、日本製顔料インクを採用しているのが特徴で、インクの変色や吐出故障などが起こるリスクを低減しています。
エコプリの定額レンタルサービスプランは、月間印刷枚数に合わせて「スーパーライトプラン」「ライトプラン」「レギュラープラン」「ハイボリュームプラン」の4種類から選べます。
取り扱い機種
- 単機能プリンター(A4、A3)
- 複合機(A4)
「エコプリ」のメリット・デメリット
Good
☑月間印刷枚数に合わせて4種類のプランから選べる
☑日本全国対応(沖縄や離島は要相談)
☑プリンターが故障した場合はセンドバック保守(同等機種と交換)で対応
☑1週間の無料トライアル期間あり
Not good
☑初期費用がかかかる
☑取り扱い商品は少なめ
☑訪問メンテナンスがない
プリント放題
プリント放題は、印刷枚数に応じて、リミテッドプラン、バリュープラン、フリープランの3つの料金体系を用意しています。
レンタルプリンターでは珍しく「水に滲まない顔料インク」を使用していることが最大のポイントで、インクが紙の表面に強く着色するため発色が鮮明かつ耐水性・耐光性・耐熱性に優れており、書類の長期保存も可能です。格安で質の高いインクを使用したい会社にオススメできるレンタルプリンター会社です。
取り扱い機種
- 単機能プリンター(A4、A3)
- 複合機(A4)
- レーザープリンター単機能タイプ(A4)
- レーザープリンター複合機タイプ(A4)
プリント放題のメリット・デメリット
Good
☑レンタル料金以外の初期費用は一切不要
☑月の印刷枚数によって選べる3プラン
☑1週間の無料レンタルあり
Not good
☑最低契約期間が6ヶ月(プランによっては1年)とやや長い
!びっくりプリント
東京台東区の合資会社スカイホースが運営する「!びっくりプリント」はEPSONのA4プリンター・A4複合機を取り扱っています。
機種こそ限られますが、プランは月の印刷枚数に応じて「定額レンタル8(8F)」「定額レンタル16(16F)」「定額レンタル無制限」の3つに分かれており、無駄のないプランを選ぶことができます。
初めてレンタルを申し込む場合は、簡単な審査がありますが、審査用の提出書類は少なく(運転免許証・パスポート・健康保険証・住民基本台帳カードの公的身分証明書の写し1点+公共料金請求書の写し1点など現住所を確認できるもの)、リースのように手間や時間が掛かりません。
実機が到着してから1週間は「無料お試し期間」で、この1週間の間であれば契約の解除が可能です。
取り扱い機種
- 単機能プリンター(A4)
- 複合機(A4)
!びっくりプリントのメリット・デメリット
Good
☑初期費用ナシ
☑到着後1週間は無料お試し期間
☑複数契約で2台目以降は月額レンタル料が5%OFF
Not good
☑他社の最安プランよりやや高い(ただし可能な印刷枚数は多い)
【まとめ】プリンタ―はサブスク利用がお得!
定額プリンターの安さでは、「ウルトラプリント」「スリホ」の2社がおすすめです。
対象 | 個人・法人 |
---|---|
月額料金 | 月額5,500円~ |
初期費用 | 無料(一部のプランで有料) |
格安レンタル会社【1位】 | ウルトラプリント ★★★★★ |
格安レンタル会社【2位】 | スリホ ★★★★☆ |
格安レンタル会社【3位】 | インクフリー ★★★★☆ |
格安レンタル会社【4位】 | プリント革命 ★★★☆☆ |
格安レンタル会社【5位】 | エコプリ ★★★☆☆ |
- ウルトラプリント:ライトプランと使い放題プランを提供。プリンターの種類も豊富
- スリホ:すべての機種で使い放題プランを提供
2社とも価格が安いのはもちろん、無料トライアルが可能なのも魅力的なポイント。しかし、ウルトラプリントのライトプランでは初期費用がかかるため、注意が必要です。
自社の利用目的に合わせて、最適なプリンターレンタル会社を選ぶようにしましょう。
新人Gメン及川