新人Gメン及川
ベテランGメン園川
オペレーター 杏奈
【コピー機・複合機】本体価格はいくらが正解?
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
このランニングコストも視野に入れることが重要です。
新人Gメン及川
カウンター料金は、複合機業界の利益の源泉とも言われています。(カウンター料金って何?)
IT化・システム化によって月々の印刷枚数やカウンター料金は年々安くなり、 各社、業績・シェア拡大のため、熾烈な覇権争いを繰り広げています。
まさに小学生の頃によくやったイス取りゲームのような状態です。
【カウンター料金】価格の差はここで出る!
新人Gメン及川
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
>>カウンター料金の相場と平均値を大公開
【値引き方法】相見積は複数社から取る
コピー機のカウンター料金(単価)と本体料金を値引きしてもらうためにコピー機Gメンがオススメするのは、複合機を導入する際に必ず複数社、相見積を取る!こと。
面倒だからと既存の事務機屋1社で検討するのは高値をつかまされるリスクが高いです。
オペレーター 杏奈
しかも、料金を取れるところからは搾り取ってやろうというスタンスなので、今まで他社との比較をしていない場合は相当高い料金設定になっている可能性がありますよ。
コピー機Gメンでは、一度のお問合せで2〜3社の販売店から相見積を取れる体制で見積依頼をお待ちしています。
相見積をとる際のコツはこれ!
すでにコピー機や複合機を使っている場合は、既存のカウンター料金は伝えず現在使用しているメーカー・機種名とおおよその印刷枚数だけ伝えることをおすすめめします。
既存のカウンター料金を伝えるとその価格より少し下回った単価が提示され、大幅な削減にはなりにくいと想定されます。
次に他社から出てきた一番安い見積を、検討している数社へ提示してリアクションを見てください。 既存契約している会社も他社に取られたくないのできっと安くしてくると思います。
最終的にコスト面の判断と機能や対応面を考慮して、導入するメーカーを決めれば良いでしょう。
- 複数の販売店に見積を取る
- 取った見積をお互いに見せる
- これを二度ほど繰り返す
- 機能と価格含めて決める
長年同じ事務機屋さんから購入していると、とんでもないカウンター料金で契約を継続していることも……。
その販売店は「この先、一生、お客さんが市場価格に気が付きませんように」と神様に祈っていることでしょう。
オペレーター 杏奈
何社から見積をとるか決める
新人Gメン及川
複合機はキヤノン、富士フィルム(ゼロックス)、リコーの大手3社で業界の約6割をシェア。そこにシャープとコニカミノルタを加えた5社で約8割近いシェア(A3カラー部門シェア) となります。
キャノンとリコーは強力な販売店網を使い、富士フィルム(ゼロックス)は直販で中流以上の大手・超大手に絞ってシェアを拡大しました。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
何社から相見積を取りましたか?:2社
相見積を取った機種のメーカーは?:富士フィルム(ゼロックス)、リコー
1社目の提示条件(機能や性能面)や金額に対して相見積を材料に交渉できたので、最終的に良い条件での契約する事が出来ました。また、保守関係の条件も良くしてもらう事が出来ました。
何社から相見積を取りましたか?:3社
相見積を取った機種のメーカーは?:キヤノン、シャープ、リコー
見積を比較することで他社はもっと安いというカードを出して値下げの交渉ができたのは良かった。ただ当たり前のことだが、一度相見積をとると各社からの営業攻勢の対応が面倒だった。
何社から相見積を取りましたか?:3社
相見積を取った機種のメーカーは?:富士フィルム(ゼロックス)、キヤノン、リコー
相見積を取る事で、価格に対してシビアに交渉が出来るのはよかったです。ただ、契約が決まった後も、選ばなかった販売店から何度も見直しの交渉の電話があったのはちょっと面倒でした。
何社から相見積を取りましたか?:2社
相見積を取った機種のメーカーは?:キヤノン、リコー
2社から相見積を取って、双方に見積内容(メリット・デメリット)を伝えた事で、安くしてもらえたり特別にサービスを付けて貰えたりしたことは良かったと思っています。ただ、断った方にはバツが悪くなりましたが…。
何社から相見積を取りましたか?:5社
相見積を取った機種のメーカーは?:富士フィルム(ゼロックス)、キヤノン、リコー、京セラ、シャープ
最初は面倒だと思いましたが、様々なメーカーから相見積をとったことによって1社提示よりも安くなって良かったです。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
【結果】値引きはいくら安くなればOK?
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
平均価格より安く交渉するべし!
機種本体は実売価格がネット上でも公開されていないことが多く、情報入手が難しい状況にあります。
スペックなどを相談した上で機種を決めたら、同じ機種で相見積を取って機種の相場感を掴むことが大切です。
そこにカウンター料金も乗ってくるので、値引き交渉は「機種本体」と「カウンター料金」両方を考慮することが必須となります。
コピー機Gメンによるアンケート結果では、メーカー別のカウンター料金の平均・最安値・最高値は、以下の通りでした。
モノクロ | カラー | |||||
メーカー | 平均 | 最安値 | 最高 | 平均 | 最安値 | 最高 |
富士フォルム (ゼロックス) |
3.3円 | 0.8円 | 10.0円 | 19.4円 | 6.9円 | 50.0円 |
キャノン | 3.4円 | 0.5円 | 10.0円 | 18.2円 | 8.0円 | 75.0円 |
リコー | 3.2円 | 0.5円 | 7.0円 | 15.3円 | 6.0円 | 50.0円 |
コニカミノルタ | 2.6円 | 0.7円 | 10.0円 | 13.2円 | 6.0円 | 30.0円 |
シャープ | 3.6円 | 0.8円 | 11.0円 | 21.0円 | 6.0円 | 50.0円 |
京セラ | 2.8円 | 0.6円 | 4.0円 | 15.3円 | 5.0円 | 18.0円 |
東芝 | 3.3円 | 1.0円 | 5.0円 | 10.0円 | 10.0円 | 10.0円 |
全メーカー | 3.3円 | 0.5円 | 11.0円 | 17.8円 | 4.0円 | 75.0円 |
また、カウンター料金をたくさん払ってくれる会社 = 印刷枚数が多い会社には、値引きをしてくれます。月間の印刷枚数が5,000枚を超える企業では、安いカウンター料金を提示される可能性が高くなります。
モノクロ・カラーそれぞれの枚数と平均価格を目安にしてみてください。
月間印刷枚数 | モノクロ カウンター料金 | カラー カウンター料金 |
---|---|---|
~200枚 | 4.6円 | 22.3円 |
200~500枚 | 2.9円 | 16.1円 |
500~1,000枚 | 3.6円 | 17.1円 |
1,000~3000枚 | 3.6円 | 18.7円 |
3,000~5,000枚 | 3.0円 | 12.4円 |
5,000枚~ | 2.7円 | 16.8円 |
※必ずしも綺麗に比例していない理由は、メーカーや導入台数の違いもあれば、交渉の有無などによって「印刷枚数が少なくても安く契約している会社」と「印刷枚数が多くても高く契約している会社」が存在するからです
新人Gメン及川
カウンター料金の最低価格にも注目
カウンター料金は印刷枚数に応じて料金を支払う仕組みですが、印刷枚数が少なかった場合に適用される料金が『最低利用料金』です。
最低利用料金は月に1,000円~3,000円程度で設定されています。例えば、最低利用料金が2,000円で当月のカウンター料金が1,000円程度だった場合、カウンター料金ではなく、最低利用料金の2,000円が請求されます。
【まとめ】値引き用の相見積をフル活用
新人Gメン及川
- 自社に合う機種や使用枚数を想定する
- コピー機・複合機の「本体価格」「カウンター料金」の相見積もりを複数社から取る
- 複数社に相見積を見せて値引き交渉!
ベテランGメン園川